丹波木綿とは?

江戸時代宝永年間(1710〜1740)より、丹波篠山市栗柄の里に伝わる伝統技術を用い、地元でとれた材料を使い、ひとつひとつ丁寧に織られた木綿が「丹波木綿」です。農家の嫁や娘が農閑期の冬に、糸を紡ぎ、染め、織り、一家の衣料としていました。栗柄の自然と暮らしの中ではぐくまれ「用」と「美」を兼ね備えた味わいある生活用品として、今日まで受け継がれてきました。

伝統的工芸品

約300年間、日常生活の中で親しまれてきた丹波木綿は、多くの人の目や手に触れることにより日常使いの「美」を生み出し、その伝統技術、日常用品、手作り品などの要件を満たし、1996年に兵庫県伝統的工芸品の認定を受けました。

その他情報


手で車を回転させながら、糸を紡いだり撚りかけをし、織物の元になる「糸」を作ります。

経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を交互に組み合わせる機織り機に、一本一本糸をかけ、「織り」を行っていきます。

藍染による縞や絣の柄が多いのが特徴の「丹波木綿」

体験コースのお知らせ

丹波木綿保存会は、見学だけでなく体験コースを始めます!初めての方でもご参加いただけます。内容は以下のようになっています。要予約となりますのでお電話ください。

料金 時間 備考
糸紡ぎ体験 3000円/人 10時〜15時(昼休憩1時間) ジンキ(ワタボウ)10本
染め(糸染め)体験 3000円/人 4〜5時間 材料込み・持ち込み無し
※糸紡ぎ体験をした方の糸は持ち込みに入らず
※染め体験のみの方用に1ヒビロの紡ぎ糸を準備
織り体験 2000円/人 1時間 材料込み、コースター2枚
体験のご予約・お問い合わせはこちら

丹波木綿保存会・創作館(兵庫県丹波篠山市栗柄1319)
活動日:月曜日〜金曜日(祝祭日は休み)
電話:079-593-0922

店舗情報

法人名 丹波木綿保存会
代表者 井上純子
住所 兵庫県丹波篠山市栗柄1319
連絡先 079-593-0922
URL http://tourism.sasayama.jp/2015/04/post-462.html
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