こも化粧樽

菰樽(こもだる)の歴史は、「灘五郷」の酒づくりの歴史とともに始まりました。
「灘五郷」とは全国に名の知れた酒造りのまちで、神戸市灘区から西宮市の海沿いにある五つのエリアの総称です。
酒造りに適した気候と西宮の宮水、酒造りの職人丹波杜氏の腕という好条件が揃ってできた酒は、近くの港から江戸に向けて大量に出荷することができました。
そして、灘をはじめとして伊丹や伏見など、上方の酒を江戸に船で運ぶ際に問題になるのが、酒樽の破損でした。
それを防ぐ目的で、ワラで編んだむしろのようなもの=菰(こも)でくるんで運んだのが菰樽の始まりとされています。
菰には、酒の銘柄を区別するために名前や絵があしらわれようになり、現在は店頭装飾にも利用されるデザイン性の高いパッケージへと進化を遂げていきました。
株式会社 畠賢治商店では、この丹波杜氏のふるさとであり、酒造りに敵した酒造好適米の産地、丹波篠山で菰樽を作り続けています。

その他情報


職人の手で丁寧に製作しており、見た目が美しい編み模様の味わい深い「こも化粧樽」ができます。

お客様のニーズに合わせた様々なデザインに対応可能です。お気軽にご相談くださいませ。

店舗情報

法人名 株式会社 畠賢治商店
代表者 畠なおみ
住所 兵庫県丹波篠山市今田町釜屋434-2
連絡先 079-597-2229
URL http://hatashouten.co.jp/