丹波地域の伝統的な土壁の小屋

灰屋(はんや)とは、戦後化学肥料がなかったころに灰の肥料作りをした伝統的な土壁の小屋のことです。 瓦や石で積み上げられ、わらを混ぜた土で三方を囲むように立ち上げています。

小屋の中で土、枝、わら、落ち葉などを何層にも重ね、燃やした灰をふるいにかけ、肥料としてまいていました。篠山ほど多くの灰屋が現存する地域は他にありません。